実態調査(1992年)から 住吉町③

2025年07月07日

町番号:30 町名:住吉町 棟数:14

30‐11 イトウ船旗や 小堀商店 住吉町 S7.6.29上棟 木2 棟梁:後藤金四郎 請負人:宮崎文兵栄 棟札あり 木骨鉄筋コンクリート造

第72号 旧小堀商店

①住吉町14-4 ②s7 ③木骨鉄網コンクリート ④H23.5.26

この建物は、小堀商店の店舗として、市内では古くから市街地が形成された山ノ上町(現在の住吉町)に建てられました。外観は木造に鉄網を張り、モルタルを厚く塗った木骨鉄網コンクリートと呼ばれる堅牢な造りで、頃カベが一層重厚さを感じさせます。防火シャッターや二重窓、全館にスチーム暖房を備え、当時の優れた設備を整えていました。母屋の背面には漆喰塗りの蔵が付属しています。なお創建は昭和7年以前の可能性もあります。

~歴史的建造物ガイドマップより~

30-12 旧作左部商店蔵 作左部商店蔵 住吉町 М初頃 土2

 

第43号 旧作左部商店蔵

①住吉町15-3 ②М初期 ③土蔵造2階 ④H5.11.24

一世紀以上にわたり厳しい風雪に耐えてきた建物でせ。倉は、母屋に付属し、物を格納するため、耐火構造にすることが必要でした。小樽の蔵は、はじめ土蔵造りが多く、明治後期から次第に外壁に石を張り付ける木骨石造に変りました。本建築は、屋根や壁など土蔵造りの特徴を伝える代表的なもので、妻壁の植物をあしらう模様は、外観のアクセントになっています。平成15年に外観が修復されています。

~歴史的建造物ガイドマップより~

30-13 三〼温泉、三〼そば 三〼そば 住吉町 Т15 木1

30-14 田中商店 同左 住吉町 М初 木骨石

『住吉町 14棟→9棟』

~2017.12.7

 

『小樽市は実態調査をする際、持ち主の承諾をとったとのことでした。当時は現役で働いていた建物だったのでしょう。』