2019年08月05日

ちょっと寄り道

『草野球』

　私はゴルフをやらないが、聞くところによると、グルッとコースを回ってきたあとにクラブ・ハウスで飲むビールは実にうまいそーですな。

　休日の午後に、『デニーズ』みたいなところで見かける生ビールで乾杯している草野球帰りの集団もうらやましい。

　私はカラダを動かすのがめんどくさいタチなので、最後のビールの参加できないかなんて思うのだが、それだとたぶんあんまりおいしくないよね。

　だいぶ前、伊豆の海でクタクタになるまで泳いだあと、民宿にもどって、風呂上がりのクーラーボックスの氷水の庭でキンキンに冷えたエビス・ビールを飲んだ。これが、もー、すばらしくうまかった。

　その後、同じよーなコンデションで何度かトライしたが、そのときの超えるものは今のところまだない。

　たぶん、疲れぐあい、ハラのへりぐあい、気温、ビールの温度など、すべての条件がピッタンコだったのだな。中でも

一番のポイントはクタクタになるまで泳いだことだろう。　

　そういううまさって、ごほうびみたいなものなのかもネ。

～酒のほそ道①

　ラズウェル細木　著

　日本文芸社　平成9年2月25日発行より

『若いころ、クタクタの練習後に飲んだビールのうまさを味わいたくて…。ただただ、もう一度、あののど越しが味わいたくて…。』

その一心で、体力の限界（？）に→体をクタクタに…。

そして、とうとう…。（小樽ビール銭函醸造所のお祭りにて）

『来たッ～！』

『今年の挑戦も、あともう少し。頑張ろうっ。』