もうなくなった ○越 早川商店 ⑦

2016年02月04日

・石造り民家の飾り袖

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小樽の石造り民家には独特の飾り袖がついています。この飾り袖は凡らく防火を主としたものでありましょう。また冬季には冬囲いの役目を果たしたものとかんがえられます。然し飾り袖はこのような機能だけではなく建物全体に重厚さを加え、よく調和しているところに価値が見い出されます。即ち、軒先から左右に飛び出した飾り袖は風格を示す門のような役目をし、多くの人々を抱きかかえるような感じを与えます。一番上に紋章を刻み、その下にいろいろな彫刻を施しております。

 飾り袖のある民家は、小樽でも数軒しかなくなりましたのでたいせつに保存しておきたいものです。

 

以上のことから文化財として価値を次のように纏めてみました。

1 百二十棟の石造建築物が一群として実在する

2 石という原始的材料を使いながら洋風に構築している

3 小樽独特の建築様式がある 例 文庫蔵 飾り袖

4 昔の建築技法を知ることができる

~小樽の石造建築 堀 耕 より

IMG_2188より

IMG_2092大正中期

IMG_2096早川商店

IMG_2097、ありました。

IMG_4258ここに

~日本建築学会北海道支部研究報告書№65小樽関係抜粋より

 

『早川商店を建てたのは、早川両三氏。では明治37年に建てられた川又商店と蔵を建てたのは誰?う~ん。』