(有)川又商店 (小樽の建築探訪より)⑩

2016年02月07日

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旧建築名  早川支店

所在地   色内2丁目4-7

構 造    木骨石造2階建

建築年   明治38年(1905)

設計者   猪狩某

施工者   猪狩某

指 定   市歴史的建造物

 朝日、松梅、鶴鷹亀などのレリーフで華やかに飾られた「うだつ」は、明治37年の大火から、立ち上がった小樽商人の心意気を示している。

 早川商店は、各国銘茶・和洋紙一切・文房具・書雑貨(陶器類)問屋である。大正初めに川又健一郎が暖簾分けをされ川又商店となった。

 石造りの商店の後に木造の住宅部分が建てられたのは昭和4~5年頃のこと。平坦な石壁とは対照的に押縁下見板張り(おしぶちしたみいたばり)の壁で覆われ、凛とした風情である。

 商店は、創建当時と変わらず紙文房具類を商い続けている。

~小樽の建築探訪 小樽再生フォーラムより

 

IMG_0469※『この建物を再建したのは誰?』