小樽商工会議所(総覧 日本の建築より)

2015年10月31日

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・小樽市色内1-6-32

・昭和8年(1933)

・市指定歴史的建造物

・設計 土肥秀二

・施工 萬伴作

・RC造地上3階地下1階

・1070㎡

 商業港湾都市としてめざましい発展をとげた小樽の要は、この商工会議所である。

 設計は市庁舎も手がけた土肥秀二で、施工は地元の萬伴作が6万1000円で請負っている。工事は昭和8年4月に起工し、同年10月落成した。

 構造は鉄筋コンクリート造であるが、さまざまな意匠に設計者の意気込みが伝わる。正面外装は石川県産千歳石貼り、右側階段室は垂直性の強い窓割りとし、テラコッタの額縁をつけている。軒蛇腹の中心には人造石仕上げの旗竿が立てられていた。また、玄関車寄せには花崗岩を用い、今も両脇にロマンチックな風情の照明が取り付けられている。

 内部意匠にも力が注がれ、2階の会頭室は壁に腰羽目を回し、天井に石膏の蛇腹をつけて重厚な雰囲気をつくっている。3階の大会議室は13mのスパンにアーチ形の梁を架け、蛇腹に細かな彫刻が施されている。

~総覧 日本の建築 小樽関係抜粋より

《指定第10号》

色内大通りにある

IMG_279083年の年月が…

 

 『会議所(当初は小樽商業会議所)が登場したのは明治28年(1895年)。創立議員の顔ぶれを見ると、藤山要吉、山田吉兵衛、渡辺兵四郎、遠藤又兵衛、白鳥永作、板谷宮吉、高橋直治、石橋彦三郎…など25名の名前が。当初の事務所は港町にありました。

 小樽商人の軌跡を伝えてきた由緒ある建物。一度、中を見学してみたいと思っていました。』

IMG_31082階への階段

IMG_31202階廊下

IMG_31162階来賓室

IMG_31223階への階段

IMG_3126會頭室は1階にありました

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IMG_3136歴代

IMG_3137會頭

IMG_3143休憩所に置かれていた重厚なテーブルとイス

IMG_3151玄関横のコート掛けに刻印された文字

IMG_3149「読めますか」 と尋ねられたので、『北海道商工経〇〇〇〇之印かな?』

IMG_3152きがあった玄関内側 石造りの壁

IMG_3154りの灯った旧小樽商工会議所

(指定第10号)