小樽の碑文 6 入船地区(1)住吉神社境内 高橋利蔵 その十一

2016年11月21日

26立銅像 松川嘉太郎の像 昭和四十八年六月二十五日

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img_1766 碑文 松川嘉太郎翁は 明治二十三年福井縣三國に生る。明治四十年志を抱いて渡道、明治、大正、昭和の三代、六十年有餘年にわたり小樽発展の柱石として藎瘁、この間三十三年の長きにわたって小樽商工會議所議員を勤め、第二次世界大戦直後にあたっては、会頭の重責を擔い、混亂期の経済復興に奔走。今日の繁栄を築く。翁はその性剛毅放膽、明晰俊邁の知性と細心果断の實行力をもって常に実業界の先達となる。その多大なる功績は燦として後世にとどめらる。翁を敬愛する各界の有志、翁の事績を頌賛し、この像を建立する。

松川嘉太郎翁銅像建立期成会  撰文 町村金吾

               敬書 宇野静山

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