小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例のあらまし~2

2021年08月21日

都市景観とは

 都市景観とは、海や山などの自然、道路や建物などの人為的なもの、また空間やその街の雰囲気など全てから構成されています。

 景観形成を進めるうえでの景観対象物として、まず「公共空間」があります。道路、橋、後援、公共建築物などの集積はその都市の重要な姿となります。

 個人や企業の敷地内は「私空間」です。しかし道路などから見える建物の屋根や壁、庭先、商店の店構えや看板などは景観的に公共空間」として捉えます。多数の人の目に触れその街並みを、道路などといっしょに形成する景観要素となり、重要な景観対象物となります。

街並みを演出する街灯

スイートブライア小樽 染織アトリエKazu

グラス・シップ    松田ビル

運河散策路    日本銀行小樽支店

月見橋      ヴェネツィア美術館

景観条例制定の経緯

 小樽の街並みを形成する独自の歴史や文化を継承しながら、都市景観の形成を図るために、昭和58年12月に「小樽市歴史的建造物及び景観地区保全条例」を制定し、歴史的建造物とその街並みの保存および保全をすすめてきました。

 潤いのある総合的なまちづくりとすぐれた都市景観形成をさらにすすめるために、この保全型の条例に、新築される建物などによる都市景観の創出や緑化の推進を盛り込んで1本化した「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」を、平成4年4月に施行いたしました。

雄大な自然が息づく海岸線と赤岩山〔忍路トンネル上部より〕

p5.6.7