知人のことば

2022年01月05日

 数年前、建築にかかわっている知人が同業者の皆さんと小樽へ研修に来たことがありました。

その時、言った言葉が心に残っています。

『小樽は、建築に関わっている人間が必ず訪れるべきところです。』 と。

『その精神にふれるために…。』

1908(明治41)年竣工の北防波堤 

1921(大正10)竣工の南防波堤

から

見えるこちらの建築物

きっと、配慮はされていることでしょう

アトリエ モノゴト

のホームページを見ると

~何げない日常に喜びを感じられる「もの」や「こと」を形にしていきたいと考えています~

 

周りの人が 何げない日常に喜びを感じていることを 大切にしてくれることでしょう。

 

休憩中 海のよく見える場所でくつろぐ 大工さんたち

sigotoが終わった大工さんたちに聞いてみました

『今、建っているいる高さはどれくらいですか?』

玄関前の所をメジャーで測ってくれました。

「だいたい、2m80㎝ですね。』

『一番下の地面からは、どれくらいですか?』

「4m半から5メートル位かな?』

 

設計図では、高さ8m。だからこそ骨組も高いのでしょう。

どう、配慮するのでしょうか?

この大海原

「この港は小樽の港ではあるが、小樽だけの港ではない。」

『この景色は、私だけのものであるが、私だけのもではない。』

 

『廣井勇博士のその精神について書かれた文章は…。こちらが私のおすすめです。』