カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

  • 日本銀行小樽支店

    日付:2016年05月06日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

      所在地   色内町一の十一 所有者   日本銀行 建築年次  明治四十五年 日本銀行の建物は小樽にある石造建築の中でも美しい洋風建築であります。まず建物全体にルネッサンス・スタイルのバラディオ様式を取り入れ、古色蒼然 […]

  • 博物館

    日付:2016年04月22日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

     幕府時代本州と北海道の交通は不便極まる和船によったから洵に不便であった。冬期間は航海は殆んど杜絶していた。明治維新になり、開拓使が行政を始めるようになってまず第一に手をつけたのは西洋型帆船や汽船の採用だった。漸次日本型 […]

  • 日本郵船小史5 (四)明治時代後期(明治31-45)その2

    日付:2016年04月20日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    (1)航路の変遷(イ)逓信省命令航路(ロ)北海道庁命令航路当社創業当時の政府より受命の函館根室線・函館小樽線・小樽宗谷線・根室国後択捉その他諸島線は逓信省命令航路より分離し、北海道長官より33年(1900年)10月より3 […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十六)

    日付:2016年01月23日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    まだまだ たくさんの部屋が あったんだ 越後屋のおとうさんが この部屋はなかなか一般の方には 見せてくれないんだよ 「良かったね』と喜んでくれました。 しっかり目に焼き付けてきました 桐の木の下まで海があった景色 ~おし […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十五)

    日付:2016年01月22日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『キングポスト・トラス』その2  この和様混然とした建築様式は次第に整理されて後に、和洋折衷という形で近代建築の中に新しい様式を確立していく。  この和様混然とした日本独特の建築様式は、早くも明治維新から数年で遊廓に現れ […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十四)

    日付:2016年01月21日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『キングポスト・トラス』その1 海陽亭の小屋組は、明治時代に建った大広間の棟と、大正時代に建った中広間の棟は、共にキングポスト・トラス(真束小屋組)である。 現在においては、キングポスト・トラスの小屋組は、ごく普通に見ら […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十三)

    日付:2016年01月20日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『2階』  広間は、70畳の和室である。  この和室の床の間には、北海道では珍しいシュロ(棕櫚)の木が床柱として用いられている。  シュロの木は、やし科の常緑喬木で高さは6mに達し、円柱状で直立、枝はなく古い毛に被われて […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十二)

    日付:2016年01月19日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『1階』  1階ホールは当初、70畳の和室であった。  戦前は水平社として用いられたが、戦後は米軍のクラブとして使用するため、洋風のホールに改修された。  現在残っているのは、更にその後改修を重ねたものである。  建築当 […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十一) 

    日付:2016年01月18日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『地階』  地階は、建設当初から改修の形跡は見当たらない。  前室および、床の間付きの10畳の和室と7.5畳の和室は共に客室としての造作ではない。  この和室と納戸の間には、踏み込みがある。芸妓や幇間の間であったのであろ […]

  • 流芳後世 おたる 海陽亭 (十)

    日付:2016年01月16日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

    『中広間の棟』その2    棟札は京都出身の宮松竹次郎の信仰する最上稲荷のものであるが、何故施工者の名前が記されていないのか理由はわからない。  このため、中広間の工事に携わった大工棟梁や職人については全く手掛 […]