カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

  • 小樽に於ける商人の出現と各種商業の変遷(二十八)

    日付:2021年12月18日 カテゴリー:三井銀行・三井物産

    七 樺太の領有と造材屋の活躍移出認可総石数 四.一八〇.〇〇〇石(内訳) 組合役名 代表者名   石数 三井物産 相談役  伊藤与三郎 四〇〇〇〇〇石新宮商行 理事長  坂口茂次郎 二〇六〇〇〇山中商会 副理事長 西村  […]

  • 倉庫業界は全道一 南小樽から築港まで続く

    日付:2021年12月12日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

    司会~ところで倉庫関係は経済のバロメーターと言われておりますが、当時は相当ハバをきかしたと聞いております。その点いかがなものでしょう。渡辺~まあ倉庫を経営した人たちは一番健全な歩みでした。司会~倉庫が南小樽から築港の方ま […]

  • 小樽財バツ何処へ ?

    日付:2020年06月05日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

     むすこのクルマが大国屋の角を曲がり、警察署、裁判所をぬいて最上町へのぼっていくとき、右に白い土塀の屋敷がみえた。 「あれが札幌の金持ちにはみられない小樽の昔の財閥の家の一つだ。」そういうのはもうほとんど消えちゃったが、 […]

  • 鳥人スミスの小樽飛行大会 23

    日付:2020年06月05日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

     大正6年8月27日、アメリカの冒険飛行家アート・スミスは小樽公園グランドに3万の観衆を集めて飛行大会を開催した。 本道においての飛行大会は、小樽のほかに札幌、旭川、釧路、室蘭、倶知安などでも催されているが、今回はこの小 […]

  • 港・今昔物語【8】

    日付:2020年05月26日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

    〝ゴモ〟の大争議 大正十四年八月、小樽港では沖仲仕を中心として境一雄をリーダーとする小樽総労働組合が結成された。有名な昭和二年六月の港湾争議の原動力となった組合である。ストライキはすでにこれより前、大正七年七月に賃金五割 […]

  • 大正5年の小樽(その1) 43

    日付:2020年04月29日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

     本誌9・10月号では、小樽が市制を施行した大正11年について述べた。市は今年70周年を迎えて、記念式典(8月1日)や資料展など多彩なイベントを展開し、改めて大正時代を振り返ることができた。 本号は、市制施行から6年さか […]

  • 海難救助と小樽 31

    日付:2020年04月29日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

    「海はわが国を活かす〝動脈〟であり船は〝血液〟といえる……」 これは、財団法人日本海事広報協会が昭和63年に発行した「海事知識」という本の序文の一節である。 海に囲まれたわが国は、人や物資の輸送、水産資源の獲得、海底開発 […]

  • 小樽に於ける商人の出現と各種商業の変遷(九)

    日付:2018年11月28日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

    三 海産商の盛況と鰊不漁の影響 小樽の初期、本州から大志を抱いて渡って来た青年は、多くは小樽の海産を取扱う店に草鞋を脱いで商売を見習った明治末期から大正年代にかけて北海道で生産する鰊製品の七八割迄集散する小樽は海産物殊に […]

  • 小樽に於ける商人の出現と各種商業の変遷(二十七)

    日付:2018年07月06日 カテゴリー:三井銀行・三井物産

    七 樺太の領有と造材屋の活躍 小樽に於ける木材の取引の歴史は古く、明治初年から角材、枕木、マッチ軸木、銃台木等が、京浜阪神方面へ移出され、又輸出に就ても、中国、朝鮮初め英米に迄及んでいた。 造材屋として当時有名なのは、三 […]

  • 小樽に於ける商人の出現と各種商業の変遷(二十六)

    日付:2018年07月05日 カテゴリー:三井銀行・三井物産

    六 三井物産支店と鈴木合名支店 然し鈴木合名は第一次大戦後昭和二年台湾銀行からの融資借入金が四億円の巨額に達し、遂に、倒産の悲運を招いた。是れがため国内有数の銀行に取付騒ぎが起り、金融大恐慌、内閣瓦壊等の基となった。その […]