お知らせ・日記

  • 繊維問屋が集中 漁業、木材も全道一

    日付:2020年05月29日 カテゴリー:その他

     図表は大正七年富貴堂発表の道内長者番付司会~一方人口に合わせて経済の方もここに道内の金満家、まあ多額納税者とでもいうのでしょうか、番付けがあるのです。これによると板谷宮吉さんとか山本厚三さんとかまた犬上慶五郎 […]

  • 海猫屋

    日付:2020年05月27日 カテゴリー:その他

    明治39年に建てられたというこの倉庫。雪にも強くがんじょうそのものだ。~かつては倉庫いまはスナック 選挙期間中休載していた小樽の町並みをまた続けます。復活第一号は、シャチホコが屋根にのってる、小樽倉庫裏手の「海猫屋」。三 […]

  • 明治人の小樽⑥~㉔

    日付:2020年05月27日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

    左翼はげしかった街 寿原一門の商売は港に大和船がいっぱい入りきれぬほど停泊していれば、それと併行して伸びた。内地から米塩、鉄道資材などを積んだ船がどんどん入ってくる。こちらからは石炭、ニシンかす、木材、雑穀が出ていく。そ […]

  • ‶不在地主〟のモデル 磯野進

    日付:2020年05月27日 カテゴリー:乾児 絆

     小樽の豪商達は本業の基礎が安定すると、未だに荒蕉の様相を呈していた未墾の大地に向って突撃を開始した。この種の事業の投資や拡張には同業者の激越な競走がない。しかも北海道の開拓を国家の急務とする当局は彼等に対しては協力的で […]

  • 港・今昔物語【8】

    日付:2020年05月26日 カテゴリー:大正5年(1916年)ころ

    〝ゴモ〟の大争議 大正十四年八月、小樽港では沖仲仕を中心として境一雄をリーダーとする小樽総労働組合が結成された。有名な昭和二年六月の港湾争議の原動力となった組合である。ストライキはすでにこれより前、大正七年七月に賃金五割 […]

  • 手宮風土記

    日付:2020年05月26日 カテゴリー:原稿小樽明治29年からの四十年誌

    ー手宮ー 手宮はわかりよくいふと、石山以北の總稱で、南は淨應寺坂下の辺から能島の小丘を圣て郵船の社宅まで一直線に見て、それから東の浜手に密集した戸数八、九百程の聚落がそれであった。 道路は、浜町通、手宮町通、裏町通と、縱 […]

  • ゼネストのチャンピオン 浜名甚五郎

    日付:2020年05月26日 カテゴリー:乾児 絆

     小樽の数多の艀業者のなかに浜名甚五郎と称する異色人物がいた。小樽は大正末期から昭和初期にかけて、左翼労働運動のメッカであったが、昭和二年六月の港湾争議はその規模においては種々の斗争の極付であったとしてよい。この時の中心 […]

  • もうなくなった ○越 早川商店 ⑦

    日付:2020年05月23日 カテゴリー:う~ん

    ・石造り民家の飾り袖 小樽の石造り民家には独特の飾り袖がついています。この飾り袖は凡らく防火を主としたものでありましょう。また冬季には冬囲いの役目を果たしたものとかんがえられます。然し飾り袖はこのような機能だけではなく建 […]

  • 常春園 

    日付:2020年05月22日 カテゴリー:オタモイ・赤岩

    丸でかこんだ所 小樽で一番広い町、幸町は、現在の第二病院あたりから、苗圃をのぞいて、三ッ目橋観音から奥、現幸町までを常春園とよんでいました。 大正四年から十年頃の常春園は、その名の通り、春はもちろん四季折々の花があり、春 […]

  • をたる開拓のうら・おもて 山谷敏行翁

    日付:2020年05月22日 カテゴリー:原稿小樽明治29年からの四十年誌

     山谷敏行翁(一) 能島別莊の上の高臺で古代文字の山谷さんといへば、あ、あの人かと誰もが知つてゐるほど翁と古代文字とは不可分の關係にあるし、また古代文字の紹介にこれほど力を盡してゐる人はあるまい。 ♢俳諧もやる […]