カテゴリー:乾児 絆

  • 水産業発展に 渡辺兵四郎

    日付:2023年01月19日 カテゴリー:乾児 絆

    吉兵衛補佐し副会頭 明治十四年ごろ、現物納めの水産税に道内の業者は立ち上がっていた。これは当時の水産税が他の税率に比べ高く、また納税方法が各地で違ったこともあったが、役人の検査を受け租税を納めないと生産物の販売ができない […]

  • 初代の商工会頭 山田吉兵衛

    日付:2023年01月18日 カテゴリー:乾児 絆

    人徳偲んで山田町 山田吉兵衛は、小樽商業会議所(現在の小樽商工会議所)の初代会頭である。今年七十周年を迎える小樽商工会議所の創立者の一人だ。吉兵衛の会頭期間は短かった。が引き続き特別議員として商工業のため活躍した。吉兵衛 […]

  • 一代で豪商に 山田兵蔵

    日付:2023年01月17日 カテゴリー:乾児 絆

    (兵蔵によって切り開かれた当時の山ノ上町=向かって右)嘉永元年に名主役 銭函漁場開発の片腕 小樽の開基百年に最も意義深い人である。嘉永元年穂足内村(いまの小樽)の名主役になり、この日から数えて市は開基百年としたいわば小樽 […]

  • 小樽経済百年の百人

    日付:2023年01月16日 カテゴリー:乾児 絆

     小樽市はことしでちょうど開基百年を迎え、八月一日に盛大な記念式典を計画している。これは福山の商で、のち小樽の素封家となった山田兵蔵が嘉永元年(一八四八年)に名主役に命ぜられ、当時の小樽内場所が村並となったときからかぞえ […]

  • 網巻き装置を考案 青木貞治

    日付:2023年01月13日 カテゴリー:乾児 絆

    いまも第一線 近代漁法の草分け 貞治は半生を海と戦い、漁業に生きてきた。大正七年ごろすべての漁船は網にかかった魚を上げるのに、網を手で引き上げていた。非能率と動力による巻き上げを考えていた貞治は、発動機を使った巻き上げ機 […]

  • 荒野買い、宅地造成 青木乙松

    日付:2022年12月28日 カテゴリー:乾児 絆

    欧州大戦時に巨富築く 乙松はいわゆる投機ハダの人ではなかった。どちらかというと律儀な人がら。朝七時には起きて当時社長をしていた株式会社小樽病院に出勤。また宅地造成の現場監督に出向いたりしてまじめな生活ぶりだった。だから逸 […]

  • 楽しく働く場を 寿原九郎

    日付:2022年12月20日 カテゴリー:乾児 絆

     事業繁栄の理念を貫く 『事業を繫栄させていくには、使用人が楽しく働けるふんいきを作らなければならない…』と力説する九郎は、積極的に明るく楽しい職場とするため力を入れる。物静かで、かといって一本筋のとおった性格の九郎は明 […]

  • 緻密で思慮深い 寿原外吉

    日付:2022年12月19日 カテゴリー:乾児 絆

    何事にも前進する若さ 小樽商工会議所会頭を十年間もつづけている本道の代表的経済人で札幌の広瀬会頭と並び称せられている。 『ち(緻)密に物事を考えとにかく思慮深い人である。一見むずかし屋に見え、よく人の誤解を受けるが、つき […]

  • 週休制に先べん 村山美喜生

    日付:2022年12月17日 カテゴリー:乾児 絆

    寿原食品 敏腕に高い評価 年商約二十六億円、この十月には増資、資本金二千五百万円となる総合食品卸し業『寿原食品』の社長として、その敏腕ぶりは道内外の業界から高く評価されている。 【一流商品を扱おう】【一流の信用を得よう】 […]

  • 勤倹貯蓄よく働く 寿原英太郎

    日付:2022年12月15日 カテゴリー:乾児 絆

    新知識で家業を拡張 『人として生まれたからには死ぬまで働かなければいかん…無為徒食は絶体許されない』英太郎は口ぐせのようにいっていた。家のお勝手に達筆な字で『働かざるもの食うべからず』と書いたはり紙をして、それを自ら実行 […]