お知らせ・日記

  • 祖母

    日付:2015年04月15日 カテゴリー:その他

    父方の祖母  父方の祖母、盛ミス女は、はなはだ気品が高く、誇り高い武家娘の匂いを大正、昭和になっても持ちつづけた人であった。この匂いは、昭和十八年、九十四歳で逝くまで消えなかった。  祖母は封建時代の伝統をそのままうけつ […]

  • 雪国の四季 (その4)

    日付:2015年04月14日 カテゴリー:その他

     十月、秋の運動会。亦、母の作った菊を品評会へ出品する月。一年の丹精がみのる月で、私共も母の努力の成果を見に、公会堂へおしかける。厚物とか懸崖とか、子供には難しい言葉を覚えながら、金色や銀色の紙に「特賞」とか「一等賞」と […]

  • 実態調査(1992年)から その13~明治30年代 富岡地区

    日付:2015年04月11日 カテゴリー:歴史的建造物の実態調査(1992年)から

    (4)明治30年代に入ると、現・富岡地区の急傾斜地に宅地を造成し、住宅を建設するようになる。切り盛りした宅地には高い石垣が築かれるが、中心街への距離の近さと眺望の良さが買われ、高級住宅街として成長する。 同36年、於古発 […]

  • 岡田倉庫

    日付:2015年04月11日 カテゴリー:その他

    岡田倉庫(上)と昔ながらの出入り口 岡田倉庫(現「高木商事倉庫」色内2の1の15)  人生の最後の姿を、無残にさらしているようだ。  屋根は大きく弓撃ってゆがみ、わずかに残ったカワラは、さびついたトタンにかろうじてしがみ […]

  • 雪国の四季 (その3)

    日付:2015年04月09日 カテゴリー:その他

      三月三日はおひな様で、女の子は得意になって、雛壇の前の赤井毛氈の上で、白酒をいただいた。  四月八日はお釈迦様の誕生日で花祭り。・・・。  四月半ばから雪がとけ、この頃のぬかるみ道は最悪である。  五月にになると、春 […]

  • 雪国の四季 (その2)

    日付:2015年04月07日 カテゴリー:その他

     小樽は坂道が多い。ちょっとした坂道でも楽にすべれるので、子供達は皆、スキーを楽しんだ。今日みるような本格的なスキーではなく、竹の割ったのに、臘を塗って雪下駄の下にくくりつけて辷る。私が小学三年生頃まではゴム長は履かず、 […]

  • 雪国の四季 (その1)

    日付:2015年04月06日 カテゴリー:その他

      私が育った大正時代の雪国の生活および行事を、季節をおって書いてみよう。  正月には百人一首の歌留多とりが、盛んであった。私共の行った歌留多とりは、東京のとは異なって、百人一首の下の句を読んで、下の句を取るのである。東 […]

  • 小樽の風物

    日付:2015年04月05日 カテゴリー:その他

     私の育った大正時代の小樽は、北洋の水産物と、石狩平野の農産物の集散地であり、かつ、豊富な埋蔵量を誇る幌内、赤平などの炭鉱地帯を控えた石炭の集散地であり、北海道随一の天然の良港であった。豊富な物産の積出港として日本でも有 […]

  • 海辺の家

    日付:2015年04月04日 カテゴリー:その他

     私は北海道の小樽市で生まれた。有幌海岸傍ら崖の上の家で、海を眺めながら大きくなった。山の上町二十五番地。これが私が生まれてから十四歳で小樽を去って上京するまで住んでいた所である。  南小樽の駅から徒歩五分、卒業した量徳 […]

  • 日本郵船

    日付:2015年04月02日 カテゴリー:日本郵船・日本銀行・海陽亭

     シャッターが下ろされていた昨年  今日も来ました。『昨日、何かまた、会えなくなりそうな気がして・・・。』その前にしっかり、目に焼き付けて置こうと思って。シャッターが開けられています。二階貴賓室菊をかたどった英 […]