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  • 第3節 銀行

    日付:2021年10月07日 カテゴリー:う~ん

    銀行の開設 小樽の金融は個人金融に仰いでいたが、明治十一年第四十四国立銀行が支店を設置してから、第六十七銀行・三井銀行等が支店を設けたため、粗大に取引が円滑且つ活発になつて行つた。 北海道で最初に銀行業務を行つたのは開拓 […]

  • 第七章~その三

    日付:2021年10月06日 カテゴリー:う~ん

    ♦銀行の撤退 北海道のウォール街からの銀行撤退は見事というほどの手際よさだった。機を見るに、という言葉そのもので、金利差で稼ぐ銀行稼業にとって当然ともいえそうだ。 市道の緑山手通に残る銀行の建物は、運河側から見ると十字街 […]

  • 第七章~その二

    日付:2021年10月05日 カテゴリー:う~ん

    ◆小樽が原点 札幌の大通に面して本店がある北洋銀行は、大正四年の無尽業法発布を待って寿原重太郎が、甥の英太郎と資本金十万円で同六年に創設した小樽無尽会社に始まる。英太郎は同社の社長になり、初の公選小樽市長になった寿原グル […]

  • 第七章~その一

    日付:2021年10月04日 カテゴリー:う~ん

    ◆国立銀行ラッシュ 第百十三国立銀行は明治十二年一月、函館に創設された本道初の地場銀行だった。幕末期に箱館産物会所用達をした杉浦嘉七や田中正右衛ら函館商人が資本金十五万出資した。 「国立銀行」と名前は大仰だが、実態は西南 […]

  • どなたか知りませんか?

    日付:2021年10月02日 カテゴリー:う~ん

    より銀行街◢小樽の歴史を簡単に言えば? 小樽では「北前船」と「炭鉄港」が日本遺産認定されていますが、「北前船」は幕末から明治初期、小樽がまだ鰊のとれる村だった時代に、航路を開拓すると同時に、肥料や海産物資源を以て、一躍小 […]

  • 突如

    日付:2021年06月24日 カテゴリー:う~ん

    朝、ブラインドを開けると今まで見たことのない船が…ん~石油採掘船?財宝探索船?それとも春蝦蛄漁に?(春蝦蛄の漁期は6月20日で終ったからな~)お迎えがきたので、一緒に港へ入るのかな?と、思ったのですが…なにか作業をしてい […]

  • 第5回 故郷の錦

    日付:2021年04月06日 カテゴリー:う~ん

    ♦もう一人の小樽商人 前回は空知管内沼田町にその名を遺した小樽の精米業者、沼田喜一郎だった。沼田町では町開祖として下にも置かないもてなしを受けているのに、小樽ではそれほどでない。今回は対象的な野口一族の祖、吉次郎という‶ […]

  • 第3回 会議所登場

    日付:2021年04月04日 カテゴリー:う~ん

    ♦相場会所が始まり 「実子売買の物価を収集し、その価格を審査公定、以て商業を通暢保護する所なり。故にその意を体し、勝ち商況等努めて正実を報道し交易を謀るを旨とすべし」 明治十三(一八八〇)年一月十日付の開拓使布達第三号に […]

  • 第17回 小樽商人の未来に

    日付:2020年12月19日 カテゴリー:う~ん

    信香町29番地にあった山田活版印刷所=小樽市史から♦時系列で組み替えて 昨年四月号の第一回「小樽誕生」に始まった「会議所の百年・小樽商人の軌跡」は、今月25日の創立百年記念式を前に、今回の第17回「小樽商人の未来に」でピ […]

  • 第14回 運河とフェリー

    日付:2020年12月08日 カテゴリー:う~ん

    木村3号倉庫だった北一硝子3号館♦雪の駆逐艦昭和40年から3期8年の第14代会頭をした木村円吉の自伝『雪の駆逐艦』が、娘の三宅喜久子の手で刊行されたのは死後間もない93年11月。タイトルは明大選手としての活躍が、北海タイ […]