カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

  • 『涙の渡り鳥ー小樽出身歌手 小林千代子ー』 18

    日付:2021年03月29日 カテゴリー:人

     雨の日も風の日も 泣いて暮らす わたしゃ浮世の 渡り鳥 泣くのじゃないよ 泣くのじゃないよ 泣けば翼も ままならぬ  あの夢もこの夢も みんなちりぢり わたしゃ涙の 旅の取鳥 泣くのじゃないよ 泣くのじゃない […]

  • オスカーを手にした小樽出身のナンシー梅木(その二)14

    日付:2021年03月28日 カテゴリー:人

     前号では小樽出身のナンシー梅木がジャズ歌手として内外で活躍したことを記したが、今回はこの人が梅木ミヨシ(本名)としてアメリカ映画に初出演し、日本人として初めてアカデミー賞(助演女優賞)のオスカーを手にしたことを振り返っ […]

  • 小樽出身のジャズ歌手・ナンシー梅木 13

    日付:2021年03月28日 カテゴリー:人

    ▶芸能界の小樽人は… 小樽出身で芸能界に名を成した人は、「涙の渡り鳥」などでヒット曲を出した歌手の小林千代子(戦後はオペラ歌手として小林伸江と改名)歌劇の水の江多喜子、女優の草島競子、映画監督の小林正樹、伊丹十三の奥さん […]

  • 日章旗が星条旗に変わった終戦と小樽 4

    日付:2021年03月11日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     今年もまた太平洋戦争が終わった8月を迎えた。早いものであれから44年になる。 外国による日本占領は史上初めてのことであり、その意味で米軍が進駐した当時の小樽に時を戻してみたい。 奥田二郎著「北海道米軍太平記」やサッポロ […]

  • 保線のあゆみと小樽 81

    日付:2020年06月27日 カテゴリー:小樽マチュピチュ計画

    謹賀新年。私が小樽市史軟解を担当してから、この新年号で81回目になる。その間いろいろな方から励ましや支援をいただき、年頭に当り厚くお礼申し上げたい。   ▷   ◁ 新しい年を迎えたが、本年四月には、5.8ヘクタールの広 […]

  • 明治・大正の小樽をみる(その5)~公園づくり 86

    日付:2020年06月26日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

    A 明治41年ころの小樽公園 B 小樽公園グランドでの連合運動会。稲女の「織姫」と共に有名であった量徳女子小のマスゲーム「美しき天然」(大正8年) C 手宮公園より港内を展望する(明治末期)  現在、小樽には総合公園とし […]

  • 大正11年小樽に第1艦隊入港 12

    日付:2020年06月24日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     今年の1月、私は北海道新聞の「朝の食卓」に「1枚の写真から」と題し、大正時代に第1艦隊が小樽港に入港したときのことを書いた。 「その写真を見たい」「私も滝川から泊りがけで見に行った」「軍艦名を知りたい」など全道の方々か […]

  • 一つの時代に咲いた二つの華  52

    日付:2020年06月23日 カテゴリー:人

     昭和初期は不況の時代であった。昭和6年に満州事変、7年には上海事変がぼっ発した。国内では昭和7年に五・一五事件、8年には小林多喜二が築地署に検挙されて虐殺されるなど、不安の多い時代でもあった。 この時代に、小樽出身の二 […]

  • 明治・大正の小樽をみる(その7)~情熱、責任感、判断力 88

    日付:2020年06月19日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     マックス・ウェーバーは、政治家にとって必要な資質として、情熱、責任感、判断力の三つをあげているが、この資質は何も政治家に限ったことではないと思う。  明治・大正時代における小樽っ子のマチづくりを振り返ってみると、この情 […]

  • 排他的だが進歩性~㉙

    日付:2020年06月09日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     ヤブヘビ調査 戦後まもなく、田中道政の頃、綱紀粛正の問題が野党からとび出した。 「近頃、宴会が多すぎるのではないか。」というわけで、一番接待費が出る道東事務所に議会の特別調査団一行が現れる。  「一体、貴重な道費をどん […]