お知らせ・日記

  • 明治・大正の小樽をみる(その7)~情熱、責任感、判断力 88

    日付:2020年06月19日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     マックス・ウェーバーは、政治家にとって必要な資質として、情熱、責任感、判断力の三つをあげているが、この資質は何も政治家に限ったことではないと思う。  明治・大正時代における小樽っ子のマチづくりを振り返ってみると、この情 […]

  • 山菜・野菜農家オガサワラ

    日付:2020年06月17日 カテゴリー:2025(R7)店

    今日蕨を移植しました独活も行者ニンニク畑その1その2その3葉ワサビと独活、山ワサビ 山ワサビ畑浅葱シドケもすくすく成長そして糠塚きゅうりきゅうりキャベツ(札幌大玉)菊芋馬鈴薯枝豆オクラとピーマン、シシトウ、唐辛 […]

  • 投機の栄光と悲惨 -その群像たち-

    日付:2020年06月12日 カテゴリー:乾児 絆

      日本は第一次世界大戦では、戦争の悲惨さを皮膚だけで感じ取って多くの恩恵を入手することができた。これを都市本位にみても小樽はその‶天佑〟のために、大いなる繁栄の契機を掴む事ができたのである。 貿易港たる都市性 […]

  • 明治十六年の小樽(上)

    日付:2020年06月10日 カテゴリー:その他

     永井町に商工会館が開館した折、僕は秘蔵の今村三峰筆「北海道札幌圏後志国小樽高島両郡港湾絵図」と題する版画を寄贈した。今でも同館玄関すぐ脇に掲げてある。 この絵図は明治十六年に水天宮山の港町崖上辺りから見た小樽鳥瞰図で北 […]

  • 銀行と電燈 倉橋大介

    日付:2020年06月10日 カテゴリー:乾児 絆

     当節流行物は室内射的場と小株の銀行であると悪口をききますが……  明治九年八月に国立銀行条令が改正されると、各地には都鄙を問わず有象無象の銀行が生れた。右は明治十年九月付郵便報知の記事である。たまりかねた政府 […]

  • 排他的だが進歩性~㉙

    日付:2020年06月09日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     ヤブヘビ調査 戦後まもなく、田中道政の頃、綱紀粛正の問題が野党からとび出した。 「近頃、宴会が多すぎるのではないか。」というわけで、一番接待費が出る道東事務所に議会の特別調査団一行が現れる。  「一体、貴重な道費をどん […]

  • 茶・紙・文房具 〇越 早川商店(色内町 電話 長十八番)㉖

    日付:2020年06月09日 カテゴリー:う~ん

    ▷萬有の學生の顧客の文房具店◁區内色内町に、三井銀行と竝んだ石造の大商舖は即ち其れである、同店が今日のごとく知名なつたのは、所謂古い歴史を有してをる暖簾の爲めではないことは、漸く明示十五年の開業だと云うふので分る。早川と […]

  • 北海製紙の礎 森正則

    日付:2020年06月09日 カテゴリー:乾児 絆

     大正デモクラシーの遺産ともいうべき普通選挙法による最初の衆議院選挙は、昭和三年二月二十日に行なわれた。北海道は五区に分れたが、一区の定員は四名のところ十一名が出馬したのである。そのなかには日本共産党の幹部山本懸蔵の姿も […]

  • 市制になったころの小樽(その1) 41

    日付:2020年06月06日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     今年の小樽は市制70周年を迎えて多彩な記念行事が開催されている。本誌の「歴史への誘い」のコーナーでもその貴重な写真が紹介されたが、今回は別な角度から70年前を振り返ってみたい。   ▷   ◁ おれは河原の枯すすき 同 […]

  • 艀の国士 中谷宇吉

    日付:2020年06月06日 カテゴリー:乾児 絆

       空も港も夜は晴れて  月に影増す船の影  艀の通いにぎやかに  寄せくる波もこがねなり この文部省唱歌は明治十九年に創られたものである。たしかに艀は長きにわたって小樽港の風物詩の一章を飾る存在であった。〈港湾労働〉 […]